
一滴のしずく 2
私がやっているボディワークのことを書いていたら、 長くなってしまいましたので、 2に続くことになりました。 私は掃除をするのがとても好きです。 好きなことの中でも結構上位にきます。 特に水回りや換気扇の奥の掃除。 少し前、ふと、自分のやっているボディワークのことを考えて立ち止まったとき、 私は何をしているのかなぁ、、と思いながら、 何気なく掃除を始めました。 窓ガラスや網戸を拭き、 窓から差し込む光に透明感が増したことを確認する。 使っていないものや壊れたものを処分し、 空いたスペースに空気が流れ込むのを感じる。 お風呂場の排水溝の奥にたまっていた屑やカビを取り除き、 水が円を描いて流れてゆくのを見る。 これは、勢いよく溢れすぎるシンガポールの噴水!!! 豊かさの噴水とかなんとかそんな名前でした。 そしてそこから見上げたスコーンと抜けた空!! これを書いているちょうど今、 自宅のバルコニーにある排水がまったく流れなくなってしまったので、 直しに来てもらっているところ。 思いの外時間をかけてつまりを取り除いている。 それでもなかなか流れなくて、結局

花火のけむり
みなさんは、 ご自分の身体をよーく見たことありますか? 鏡に映った裸の自分の姿をじっくり見てあげるタイミングは、 1日にどれくらいあるでしょうか。 その身体、姿勢、皮膚の質感から、なにを語りかけてくるでしょうか。 私はボディワーカーです。 ボディーワークとは、 身体を通して働きかける技法のこと。 身体を通して、自身の気付きを得て、 それを受容していくプロセスだと私は捉えています。 そして、施術をする側と受け取る側、というやりとりというよりも、 両者で行う共同作業です。 人との対話が一人では成り立たないのと同様、 どちらか一方が働きかける、ということでは成り立たないのです。 現在、10回のオイルトリートメントによるボディワークセッションを通して、 身体の構造を整え、楽にこの大地に立っていられる状態へと導いていく モニタリングを行っています。 数名のモニターの方にお願いして行っているのですが、 回を重ねれば重ねるほど、 身体の構造を整えるだけではなく、 奥底から溶けだすように顔をだしてくる その方のカケラに触れる瞬間に出会います。 心の気付きのための